6月８日(月)～６月２７日（土）銀座・巷房（こうぼう）地下で新作写真展「光ノ漂着」を開催します。
（※Ⅰ期：６月８日～２０日　地下＋階段下会場／Ⅱ期：６月２２日～２７日　最終週は３階＋地下＋階段下の３会場で開催）

日本列島を巡る黒潮、親潮、対馬海流、リマン海流に乗って漂流してきた物を拾い、現場の壁に漂着物を幻燈機でアナログ投影させ、その光のイメージをデジタルカメラで撮影したシリーズ。海流は日本人の祖先が舟で渡ってきた海道であり、日本人は海のハテへ、懐かしさとカミが訪れるかもしれない予兆を感じてきていた。海岸で拾いあげた漂着物は、波や太陽光に晒され本来の名前や形を無くしかけていた。そのモノが闇の中に投影されると、光の中から朧げな来迎神のようなイメージが出現し出したのだった。前作、夜の海岸線の自然にアニミズムランドスケープを見つけ出した「Night in Earth」シリーズに続く、漂着した人造物にアニミズム景を見つけだす新作シリーズ。『私はどこから来たのか？この島に流れ込む４つの海流に問いかけながら、日本列島の夜の海岸を巡り、自然の潮流が運んできた手の平サイズのシグナルを受けとった。』

会場／会期：東京都中央区銀座1-9-8 奥野ビル　巷房（こうぼう）
6月８日(月)～６月２７日（土）、１２：００～１９：００（最終日６月２７日のみ１７：００まで）

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